トークも騎乗もノリノリ鮫島駿

[ 2022年7月8日 05:00 ]

 【東西ドキュメント・函館=7日】鮫島克駿(25)は競馬一家に育った佐賀出身の九州男児。そして関西人のようなノリの良さを身に付けている。普段から話し慣れている菱田は気付かなかったが、初めて接する関東の記者が「話が面白い。落としどころもわきまえている」と感心しきり。本人も「ダジャレ好きの浅見先生(師匠で今年2月定年)に鍛えられました」とまんざらでもない表情だ。函館の2歳戦で4頭を勝利に導き、次週の函館2歳Sでの騎乗馬を問われるや「まだ内緒」。このやりとりも楽しいものだったが、すぐにブトンドール騎乗予定とバレた。

 週末は北から南へ大移動。土曜函館11Rのバティスティーニは「9歳馬のオープン連勝は初めてだそうです」と偉業をPR。日曜小倉11RのプロキオンSはラーゴム。「ひょっとしたら1番人気ですか。前走は先入観を捨ててポジションを取る競馬をしました」。今夏、小倉への“里帰り”はこの一日だけとなる。

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2022年7月8日のニュース