障害専門ルーキー・小牧加 7戦目でJRA初勝利「これから積み重ねていきたい」

[ 2022年4月25日 05:00 ]

<福島4R>JRA初勝利を挙げた小牧加矢太騎手は騎手仲間に祝福される(撮影・小田 哲也)
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 障害専門の異色ルーキー・小牧加矢太(25=音無)が福島4RのヴァーダイトでJRA初勝利を飾った。デビュー7戦目。中団から徐々に進出し、最終障害を先頭でクリア。エイムアンドエンドを1馬身差で振り切ってゴールすると、左手で高々とガッツポーズをつくった。

 騎手仲間から祝福を受けた加矢太は「素直にうれしかったです。先生(音無師)からはG1でもないのにガッツポーズするな…と怒られました」と笑顔。父は現役活躍中の名手・小牧太。1メートル71と身長が高い加矢太は体重制限の厳しさからJRA騎手を一度諦め馬術競技で活躍したが、昨秋体重の制限(55キロ以下、平地は49キロ以下)が緩い障害免許試験に合格した。

 「自分のふがいない騎乗で人気を裏切ってばかりでしたが、まず1勝できたので、これから1勝、2勝と積み重ねていきたい。日々精進して、頑張りたいと思います」と力強く誓った。

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2022年4月25日のニュース