【皐月賞】ルメール　今年JRA重賞16連敗中でも海外では“無双ジョッキー”

イクイノックスの追い切りを終えて会見するルメール（撮影・西川祐介）
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　【激ウマ情報】春の珍事だ。ルメールは今年に入って、JRA重賞16連敗中。JRAの通年免許を取得した15年以降、皐月賞週前までに重賞未勝利は初めてとなる。それでもルメールに悲観の色がないのは海外レースで荒稼ぎしているから。2月のサウジカップデーではネオムターフC（オーソリティ）、1351ターフS（ソングライン）、レッドシーターフHC（ステイフーリッシュ）、リヤドダートS（ダンシングプリンス）で1日4勝。獲得賞金額は日本円で約5億円。単純に10％の取り分とすれば、約5000万円（推定）を手にしている計算だ。

　高額賞金の3月ドバイWCデーでもステイフーリッシュでドバイGC勝ち。ルメールは「日本では勝てていないけど海外でたくさん自信をつけることができた。競馬は運も必要だからね。イクイノックスは自信があるし、きっといい流れになるよ」と余裕だ。