【船橋・マリーンC】ショウナンナデシコ 圧巻の重賞2連勝!直線一気に8馬身差

[ 2022年4月14日 05:30 ]

前走に続く重賞制覇を飾ったショウナンナデシコ
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 牝馬の中央交流重賞「第26回マリーンカップ」(G3)が13日、船橋競馬場で行われた。2番人気のショウナンナデシコが直線2番手から抜け出し優勝、重賞2連勝を飾った。

 「こんなに強くなっているんだ」。吉田隼が開口一番、こうレースを振り返ったように圧巻の8馬身差勝利だった。

 スタートからいつものようにサルサディオーネが飛び出していくとその後ろにスッとつけたショウナン。徹底マークで追走するとサルサの手応えが怪しくなった4コーナーで一気に馬体を外に並べていった。残り200メートルでかわすと、あとは差が広がる一方だった。

 「力のある馬が逃げるのは分かっていたので出していこうと思っていた。リズム良く運べたし、力を信じて早めにスパートした。思っていた通りの伸びだったし、勝ててホッとしている」と吉田隼は納得の表情。5歳春を迎えてまさに本格化を示す勝ちっぷり。21年牝馬ダート戦線を引っ張ったテオレーマが引退。この馬が「女王」を襲名した。

 ◆ショウナンナデシコ 父オルフェーヴル 母ショウナンマオ(母の父ダイワメジャー) 牝5歳 栗東・須貝尚介厩舎 馬主・国本哲秀氏 生産者・北海道日高町の天羽牧場 戦績20戦7勝(南関東3戦2勝) 総獲得賞金1億5894万9000円

 ▼2着サルサディオーネ(矢野)ずっと(勝ち馬の)気配があった。道中飛ばした割には止まっていないし、よく頑張っている。

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2022年4月14日のニュース