【桜花賞】1番人気ナミュールまさか10着　横山武あ然「馬群で我慢させた方がいいのかも」

＜阪神11R・桜花賞＞10着に敗れた1番人気のナミュール
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　第一関門は乗り越えた。ゲートに課題のあるナミュールは大きな出負けもなかった。道中は中団より後ろ、外めを追走する。直線は外へ。自慢の末脚が火を噴くのか。高鳴る期待とは裏腹に思ったほど伸びず、1番人気10着に敗れた。横山武は「思い描いた形で直線に向くことができましたけど前走のような脚を使えなかった。馬群で我慢させた方がいいのかも」と首をひねった。

　前走のチューリップ賞は馬群で運び、外に持ち出して鮮やかに勝った。今回は違う形。高野師は「ペースはもう少し流れてほしかった。マイナス体重になったのも今後の課題。元々もう一戦を予定していましたし、次はオークスのつもりでいます」と前を向いた。体重は前走から4キロ減り、デビュー5走目で最も軽い426キロで出走。それでも5走全てで上がり3F33秒台、しまいの脚は使えている。距離が延びて直線が長い東京で、逆襲に燃える。