【平和島・ルーキーS】新開 3カ月連続V 圧倒的強さでG1、SG戦線へ勢い

[ 2022年3月30日 05:30 ]

平和島のルーキーシリーズ第6戦で優勝した新開
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 ボートレース平和島の「ルーキーシリーズ(S)第6戦BOATBoyカップ」は29日、最終日12Rで優勝戦が行われ、1号艇の新開航(26=福岡)が逃げ切って1着。通算7回目の優勝を飾った。2着は馬場剛、3着は宮之原輝紀。

 差させず、捲らせず、圧倒的な強さで王道V。1月の戸田ルーキーS、2月尼崎に続く3カ月連続優勝を飾って「今年は毎走毎走、優勝を目指して頑張りたいと思って走っている」と胸を張った。

 好素性53号機とのコンビで準優勝戦まで7勝2着2回。ファイナルはインからコンマ10の快ショット。3コースから伸びてきた吉川の捲り差しを振り切って独走態勢を築いた。今節初めてチルト0度のセッティングで伸びを重視して「(1Mは)少し流れてヒヤヒヤした。吉川には展示からだいぶ伸びられたけど、チルト0度で伸びた分、持たせられた」と笑顔を咲かせた。

 優勝戦でしのぎを削った吉川や宮之原、G1タイトルホルダーにして先のボートレースクラシック(大村)でSG初出場を果たした栗城匠、板橋侑我はみんな同期だ。「特に意識していないけど、SGに行ける選手になりたいと思ってレーサーになった。去年より間違いなく強くなっていると思う」。今期はA2級陥落を経験したが、現況勝率は自己最高ペースの7・30超。このままいけば来期のA1復帰は確実だ。一回りも二回りも大きくなってG1、SGの大海原にこぎ出す。

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2022年3月30日のニュース