【高松宮記念】亀田駆けつけたレイハリア大穴再現期待

[ 2022年3月24日 05:30 ]

ウラカワノキセキ(奥)と併せて追い切るレイハリア(撮影・郡司 修)
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 【G1ドキュメント・美浦=23日】京阪杯16着からの雪辱を期すレイハリアの背には、栗東から駆けつけた亀田の姿があった。Wコースでウラカワノキセキ(3歳1勝クラス)と併せ馬。3馬身追走から直線では外に誘導。馬体を併せたのは一瞬だけ。ゴーサインを出すと馬なりのまま、あっさり3馬身突き放し、5F67秒6~1F11秒3をマーク。美浦で騎乗するのは競馬学校1年時以来という亀田は「反応は凄く良かった。調教で乗るのは(昨夏の)北海道以来ですが、当時の力む感じがなく、折り合って乗りやすかった。落ち着いていたし、併せての反応も良かった。来たかいがあった」と笑みがこぼれた。

 2番人気に推されていた前走は大外枠が災いし、本来の先行策を取れなかったのが痛かった。亀田は「外枠もあったのですが、内に速い馬がいて。番手でも問題ないと思っていたけど、パドックからテンションが高くて調子も良くなかったのかも。本来の力を出していないので参考外です」と振り返った。京阪杯こそ崩れたが、その前までは未勝利から4連勝で葵S、キーンランドCと重賞連覇。葵Sで重賞初制覇を飾った亀田と共に、フレッシュコンビとして注目された。

 「ゲートがめちゃ速いから、楽にポジションが取れる。今回はそこまで行く馬がいないし、前に行けたら。今の馬場なら行った方がいいし、中京でも勝っていますから」と亀田。この言葉を聞き、鈴木智は高松宮記念のメンバーを改めてチェック。確かにモズスーパーフレアやビアンフェといった、ここ数年スプリント重賞のハナ争いをしてきた徹底先行型がいない。レイハリアは葵Sで13番人気の低評価を覆して単勝8300円、3連単145万4720円の大穴を演出。その再現を期待する鈴木智だった。

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2022年3月24日のニュース