有馬記念制覇「エフフォーリア」が世界トレンド1位獲得　ネット上では「年度代表馬」の行方も話題に

＜有馬記念＞レースを制したエフフォーリア。中央は2着のディープポンド、右は3着のクロノジェネシス（撮影・郡司　修）
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　中央競馬（JRA）2021年の総決算「第66回有馬記念」（芝2500メートル）は26日、中山競馬場で行われ、ファン投票1位の1番人気エフフォーリア（牡3＝鹿戸）が人気に応えて快勝。皐月賞、天皇賞・秋に続きG1・3勝目を飾ると、ツイッターでは「エフフォーリア」が世界トレンド1位を獲得。ネット上では「これで年度代表馬はエフフォーリアで決まり」「もう年度代表馬は確定かな」「今年の年度代表馬はエフフォーリアとラヴズオンリーユーの一騎討ちか」と2021年の年度代表馬選出についても話題となった。

　有馬記念は歴代最多得票数を更新する26万742票を集め、昨年女王グランアレグリア（牝5＝斉藤崇）などを抑え堂々のファン投票1位で選出されたエフフォーリアは、最後の直線で鋭く伸びて5番人気のディープボンド（牡4＝大久保）に競り勝ちG1・3勝目。

　強い勝ち方を見せたエフフォーリアに対しネット上では「エフフォーリア最強すぎましたね」「エフフォーリアおめでとう!」「夢をたくさん見せてくれて、また叶えてくれる凄いお馬さんです」「エフフォーリア強すぎ」など祝福の声が続々。さらに今年だけでJRA重賞4勝を挙げ、JRA年間最多賞金獲得馬の座を確実なものしたことで「エフフォーリア年度代表馬確定やん」「おめでとうございます。年度代表馬確定ですね」「年度代表馬は、国内で現役最強級の馬を相次いで撃破したエフフォーリア以外にいないでしょう」など今年の年度代表馬がエフフォーリアで“当確”と見るファンの声が多かった。

　一方で「いや、それでも年度代表馬はラヴズオンリーユーでしょ。海外のメジャーレースを優勝しているのは国内3冠よりも価値がある」「ラヴズオンリーユーが年度代表馬にならないと、99年に海外G1・1勝＆国内未出走のエルコンドルパサーを年度代表馬に選んだのは何だったんだってなる」「年度代表馬は個人的にラヴズオンリーユーしかない!エフフォーリアはやはり、ダービーを負けたのが大きいかな」など、もう1頭の有力候補として海外G1で3勝を挙げたラヴズオンリーユーを推す声もあった。

　他にも「エフフォーリアとラヴズオンリーユーの2頭とも年度代表馬にしてほしい」「BC勝ちは素直に評価したいが、ラヴズオンリーユーは年度代表馬とは別に顕彰してあげて欲しい」「海外で偉業を成したラヴズオンリーユーには特別賞を贈ってほしい」など様々な意見が飛び交い、「年度代表馬」というワードもトレンド入りした。