【有馬記念】テレ朝・三谷紬アナはクロノジェネシス推し! 絞りに絞って3連単2点勝負

[ 2021年12月24日 21:35 ]

クロノジェネシスと書いたハートのバルーンを手にポーズする三谷紬アナ(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 競馬番組(テレ朝動画YouTube)のMCを務めている三谷紬(つむぎ)テレビ朝日アナウンサーが有馬記念の予想に参戦。最近のヒットは「エリザベス女王杯アカイイト単勝」と言う三谷アナは、絞りに絞って3連単2点勝負!「牝馬の時代」にふさわしい女勝負師の登場だ。

 こんにちは。テレビ朝日アナウンサーの三谷紬です。テレ朝動画YouTubeチャンネルの配信で競馬番組「美味(おい)しい競馬」のMCを務めていることから、今回スポニチさんで有馬記念の予想を披露することになりました。よろしくお願いします。

 「牝馬の時代」。混合G1で牝馬が1番人気になる、勝つ…そうしたことが日常になっています。昔は牝馬が牡馬相手にG1で健闘するのは本当に限られていたとか。牝馬が強くなった理由を調べたり尋ねたりしました。

 (1)牡馬と牝馬では負担重量に違いがあり、牝馬の方が軽いこと。有馬記念の牝馬(古馬)は55キロ、牡馬(古馬)は57キロ。

 (2)牝馬の仕上げについて、調教技術などが進歩したこと。
 総じて、理由はこの2つに集約されるように思いました。ただ、これだけが「牝馬の時代」の解答なのでしょうか。

 人間でも男の子より女の子の方が早熟です。サラブレッドも同じ傾向のようですね。人間のアスリートに引きつけて考えてみました。

 (3)牝馬は完成が早い。現代はアスリートのピーク期間が長くなっている。

 栄養学の進歩もあって、多くのスポーツで選手寿命が延びています。私は「新日ちゃんぴおん。」というプロレスの番組にも出演していますが、鍛えているレスラーの皆さんは見た目も全然変わらないし、30代でも進化していきます。サラブレッドもフィジカルのピーク期間が延びることによって、相対的にピークのトレーニング期間が延び、心身ともに牡馬よりも完成の早い牝馬に有利になっているのでは…。どうでしょうか。

 ◎クロノジェネシス。早い時期に完成して、長いピーク期間にさらに強くなっている牝馬。名馬のラストランでの仕上げがすさまじいことは、グランアレグリアやコントレイル、ラヴズオンリーユーが証明しています。

 ○アカイイト。エリザベス女王杯で推奨して勝ってくれました。当時は父キズナで、(運命の)赤い糸…という名前に引かれたのですが、強い内容でした。今回のメンバーを見渡したとき、厳しい相手かとも考えましたが、人気馬がお互いを意識し合うのに対して、自分の競馬に徹する強みがあると思います。

 ▲タイトルホルダー。牝馬の隆盛が目立ちますが、調教技術の進歩やピーク期間の長さは牡馬にも恩恵があります。3歳牡馬なら55キロですし。菊花賞の強さは圧巻で、3歳牡馬を取るならエフフォーリアよりこちらを。

 馬券は3連単(7)(13)(16)、(7)(16)(13)。周囲には2点で当たるほど甘くない、と言われましたが…。 (テレビ朝日アナウンサー)

 ◇三谷 紬(みたに・つむぎ)1994年(平6)生まれ、千葉県佐倉市出身。法大卒。担当番組「新日ちゃんぴおん。」「あるある土佐カンパニー2」「まだアプデしてないの?」のほか、テレ朝動画logirlのYouTubeチャンネルで競馬番組「美味しい競馬」MCを本紙・仙波記者と共に務める。

続きを表示

2021年12月24日のニュース