【びわこ・ルーキーS】宮之原 差し決めて今年2V!「バックで伸びた足は今節で一番良かったです」

[ 2021年12月24日 05:30 ]

表彰式で優勝盾を手にする宮之原
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 ボートレースびわこの「ルーキーシリーズ第24戦スカパー!・JLC杯」は最終日の23日、第12Rで優勝戦が行われ、4コースから差した宮之原輝紀(24=東京)が最内を伸び切って1着。11月の桐生企業杯に続く今年2回目の優勝を決めた(通算5V、びわこ初V)。3連単<4><3><1>は2万7440円の波乱決着となった。

 安定板を装着していた準優日の荒れ水面がウソのよう。優勝戦は今節で一番のベストコンディション、鏡のような水面で行われた。水面だけではない。宮之原の57号機も今節で一番の仕上がりになっていた。「ちょっとズレてた感じがあったので、ペラを叩いたら凄く反応してくれました。レース足が抜群になってましたね。バックで伸びた足は今節で一番良かったです」。一瞬、川原の捲り差しが決まったかのように見えたが、足の差は歴然。2マークを先取りした後は余裕を持ってのレース運びだった。

 今年一年は「自分的にはダメな年でした」と反省。同期の栗城匠、板橋侑我がG1を制覇しているだけに負けられない思いは強く「自分はまだSGを走ったことがないので、とにかくSGの権利を獲りたいですね」と22年の目標を掲げた。

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2021年12月24日のニュース