福元大輔とのコンビでウッドバインマイルを制したタウンクルーズ BCマイル参戦「デルマー楽しみ」

[ 2021年10月12日 12:17 ]

 カナダを拠点に活躍する日本人ジョッキー、福元大輔(23)とのコンビで先月18日にウッドバインマイル(カナダ、ウッドバイン競馬場、芝1600メートル)を制したタウンクルーズ(セン6=B・グリアー、父タウンプライズ)は優先出走権を確保したBCマイル(11月6日、デルマー競馬場、芝1600メートル)に参戦する。米紙デイリーレーシングフォームが報じた。レース後、休養を挟んで来年に備えるプランもあったが、状態をチェックした上で陣営が決断した、としている。

 ウッドバインマイルは最内スタートから先手を奪うと道中、軽快にラップを刻み、余力十分に直線へ。2馬身1/4差で逃げ切って人馬ともにG1初制覇となった。

 福元は福岡県久留米市出身で父は佐賀競馬の厩務員。中学3年の頃から2度、JRA競馬学校を受験した経歴がある。いずれも不合格となり、17年にカナダの騎手免許を取得した。昨年マイティハートとのコンビで日本人として初めてカナダでダービーに相当するクイーンズプレートを勝ち、プリンスオブウェールズSで2冠制覇。年度代表馬に選ばれた。

 BCマイル参戦の報道を受けて福元は自身のツイッターに「デルマー楽しみ」と投稿した。大手ブックメーカーの英ウィリアムヒル社は17倍のオッズで12番人気タイに設定している。

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2021年10月12日のニュース