【釜山S】ムキムキ娘フリード 52キロで激走だ

[ 2021年8月27日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=26日】速さが最大の武器。釜山Sに出走するフリードは前走(3歳以上1勝クラス)でJRAレコードを0秒1更新する56秒8でV。新谷は現地でその速さを見てとにかく驚いた。中間は坂路で2度、ラスト1F11秒9。ここへきての充実ぶりが光る。元時計班としては前走後の気配が気になった。

 自転車を走らせて西園厩舎へ。到着するとフリードは厩舎周りで運動中。間近で見ると3歳牝馬と思えない肉付き。このボリュームがスピードの源になると確信した。西園裕助手は「先週除外でしたが状態はいいですよ」と太鼓判を押した後「前走が強かった。芝でもレコードで勝っていますが、兄(翔太助手)もダートの方がいいと話しています」と報告した。

 昨年の釜山Sは格上挑戦した3歳牝馬コパノフィーリングが52キロの軽量を生かして勝利。今回のフリードも全く同条件での出走に「52キロは有利だし(格上挑戦でも)持ち時計は一番速いですからね。ここも期待しています」と力強く結んだ。

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2021年8月27日のニュース