【CBC賞】ミスターX 小倉芝1200メートルは“福永様”にお任せ!ピクシーナイト差し切る

[ 2021年7月4日 05:30 ]

 年間を通して、小倉で最も施行数が多いコースは芝1200メートル。そして、この条件を予想する上で絶対に無視できないのが福永だ。

 昨年は11鞍に騎乗して【6・4・1・0】の勝率55%、複勝率100%と、驚異的な成績を残した。そして土曜の3鞍は5Rが2着(4番人気)、10Rが1着(2番人気)。惜しくも12Rで7着に終わり、連続馬券圏内の記録は「13」でストップしたものの、このコースを滅法得意としていることに変わりはない。確かに人気馬への騎乗が多いが、昨年の北九州記念では8番人気のレッドアンシェルでV。少々の人気薄でも「福永」の2文字を目にすれば絶対に押さえておきたい。

 CBC賞(小倉11R)は福永のピクシーナイトで勝負だ。過去5戦はすべて1400メートル以上。マイルのシンザン記念を制してはいるが、前進気勢にあふれた走りから見て、本質的にはスプリンター。実際、シンザン記念も前半3F34秒7、5F58秒1というハイペースで逃げての押し切りだった。

 確かに、今回は一気の2F短縮となるだけに、近3戦のように逃げることはできないだろう。ただ、デビューからの2戦(ともに1400メートル)では差す競馬に対応できていた。いや、むしろ控える形の方が持ち味が生きるイメージすらある。ここはイメージ一新の差し切りを期待したい。

 相手本線は3頭。同じく3歳のヨカヨカ、実績上位のタイセイビジョンとアウェルアウェイへ厚く。開幕週で先行力が生きるビオグラフィー、堅実なメイショウチタンを押さえる。馬券は馬連&馬単&3連複流し。


 3歳未勝利(小倉2R)はテーオーブレイブから。昨秋の小倉芝1200メートルでの2戦が3着、2着。いずれも好時計決着だったので価値がある。その後は長期休養を強いられ、復帰戦の前走は9着だが、ダートだったので参考外。芝なら未勝利はあっさり勝てる。坂路最終追いが4F51秒4→1F12秒2だから、出来も文句なし!

 馬券は馬単&3連単の1着固定。(11)から(2)(4)(8)(9)(10)(13)(16)へ。

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2021年7月4日のニュース