【佐賀 佐賀ヴィーナスカップ】23日発走 ミスカゴシマ復活期待

[ 2021年5月22日 05:30 ]

得意距離で復活を期すミスカゴシマ
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 佐賀競馬の今年度古馬短距離路線初戦となる「第5回佐賀ヴィーナスカップ」(地方全国交流・距離1400メートル)があす23日第10Rでゲートイン。

 中心に推すのはミスカゴシマだ。一昨年2歳重賞「九州ジュニアチャンピオン」を制すと3歳の昨年は1月「花吹雪賞」、3月「飛燕賞」、4月「ル・プランタン賞」、5月佐賀3歳3冠1発目の「佐賀皐月賞」と重賞4連続V。続く佐賀3歳3冠第2弾2000メートル戦の「九州ダービー栄城賞」は3着だったが7月「吉野ヶ里記念」では佐賀の一線級古馬スプリンターを一蹴し重賞6勝目を挙げた。その後3歳重賞を2戦、4歳A1・A2クラスを7戦し快音は聞かれないが随所で底力を感じる。昨年の強い姿を取り戻すとみた。

 2度目のヴィーナスカップ制覇を目指すのは第3回大会覇者のハッピーハッピー。昨年大会は中団で運んで振るわなかったが一昨年のように好位でスムーズに運べれば強さを発揮できるタイプで快走は十分だ。

 前記両馬を脅かすのが大井からの刺客・テーオーブルベリー。一昨年笠松2歳重賞、昨年園田3歳重賞でVを飾っており遠征でしっかり結果を出している。自在に肥前制圧を狙う。

 昨年「九州ダービー栄城賞」でミスカゴシマを破ったトップレベルにも切れる差し脚が。直近の佐賀重賞「佐賀スプリングカップ」準Vのアンバラージュの逃げにも警戒したい。

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2021年5月22日のニュース