【マーチS】レピアーウィット 直線抜け出し重賞初制覇 石橋素質評価「まだこれから良くなる」

[ 2021年3月29日 05:30 ]

マーチSを制したレピアーウィット(左から2頭目) (撮影・西川祐介)
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 ダート重賞「第28回マーチS」が28日に中山11Rで行われ、石橋騎乗の6番人気レピアーウィットが、直線抜け出して重賞初制覇を飾った。

 「先生からは気分良く走らせるように言われていました。僕自身も乗っていて、そういうところが大事だと思っていた」と石橋。好スタートを切ったがせかすことなく、逃げ馬を先に行かせて3番手を追走。3角でゴーサインを出すとスムーズに加速。4角で先団に取り付くと、2番手から抜け出したナムラカメタローを競り落とし、中団から迫ったヒストリーメイカーの追い込みを1/2馬身抑えた。

 石橋は「2着馬が来たら、もう一回ハミを取った。まだ余力があったんだなと思った。今日は体の切れも良くて、まだこれから良くなると思う」と高評価。堀厩舎にはフェブラリーSを制したカフェファラオがいる。同厩舎に新たなライバルが現れた。

 ◆レピアーウィット 父ヘニーヒューズ 母ランニングボブキャッツ(母の父ランニングスタッグ)15年4月15日生まれ 牡6歳 美浦・堀厩舎所属 馬主・金子真人HD 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績18戦6勝(重賞初勝利) 総獲得賞金1億2898万5000円 馬名の由来は当意即妙。

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2021年3月29日のニュース