【高松宮記念】モズスーパーフレア、坂路4F49秒1の1番時計!音無厩舎僚馬インディチャンプも上積み

[ 2021年3月25日 05:30 ]

松若騎手を背に坂路にて駆け上がるモズスーパーフレア (撮影・亀井 直樹)
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 記者席がどよめいた。モニターに計時されたモズスーパーフレアの坂路4Fは49秒1。脚勢は衰えることなく、ラスト1Fも12秒3でまとめた。これが馬なりだから恐れ入る。文句なしに1番時計。感触を確かめた松若は「先週ある程度やっているし、変わらずいい感じで来ていると思います。レースでやることは決まっていますから。行くだけだと思います」とキッパリ。韋駄天(いだてん)レディーの独り旅、連覇へ視界良好だ。

 僚馬インディチャンプは日経賞に出走するダンビュライト(7歳オープン)と併せ馬。4F51秒7~1F12秒6を刻んだ。音無師はラスト1Fの数字に着目。「前走の最終追いは全体時計が50秒8と速かったけど、ラスト(13秒0)は13秒を切れなかったからね。叩き良化型だし、今回の方がいいと思います」と上積みを強調した。今回が初めてのスプリント戦。母ウィルパワーは芝の1200~1400メートルで3勝と血統的にこなす下地はある。

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