【阪神大賞典】ダンスディライト、社台勝負服再び 大好きコースで大物食い

[ 2021年3月17日 05:30 ]

ダンスディライト
Photo By スポニチ

 今週の阪神メインは「第69回阪神大賞典」(21日)。黄色に黒縦縞(じま)の勝負服が今週も、大物食いを狙う。先週の金鯱賞は単勝227・3倍の最下位人気ギベオンが、断然人気デアリングタクトの強襲を抑える大金星。同じ社台レースホースの所有馬は今月に入り、重賞3勝と絶好調だ。

 ダンスディライトは当地で全4勝を挙げる大の阪神好き。松永幹師は「阪神はある程度、時計がかかるし、速い馬場よりいいのかな」と分析。阪神開催の京都記念(6着)に続く重賞挑戦で前進に期待だ。

 「前走は初めての重賞だったけど、あの内容なら悪くないと思う。前走後も調整は順調にきていますよ」

 阪神とはいえ今回は初めての3000メートル戦。距離適性がポイントだが、母系からは菊花賞馬ダンスインザダークなどステイヤーも出ている。「元々、かかるタイプじゃないし、距離は長くてもいい」と歓迎した。

 ここで結果が出れば、天皇賞・春(5月2日、阪神)の大舞台も見えてくる。淀のG1は例年の京都競馬場が改修工事のため、1994年以来、27年ぶりに阪神で開催される。

 断然人気が予想されるアリストテレスは、阪神3戦全て2着と勝ち切れていない。得意コースなら付け入る隙があるかもしれない。松永幹師は「相性のいい阪神で、巻き返したい」と意気込む。今週も黄色に黒縦縞の勝負服から目が離せない。

続きを表示

2021年3月17日のニュース