【佐賀・佐賀記念】11日発走 主役はクリンチャーらJRA勢

[ 2021年2月10日 05:30 ]

ダート適正◎地力ナンバー1のクリンチャー
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 佐賀競馬21年ビッグレース第1弾「第48回佐賀記念Jpn3」が11日第6R(16時30分発送予定)でゲートイン。昨年大会はナムラカメタローがVゴールを決め、掲示板を全てJRA勢が独占し強さを見せ付けた。またこれで12年連続JRA所属馬が優勝。

 今年も佐賀、地方他地区所属馬にとってJRA勢の壁が高く立ちはだかりそうだ。Vに最も近いと目される存在はクリンチャーだろう。一昨年までは中央の芝重賞で活躍。4歳時の18年2月にはG2「京都記念」を制している。また中央3歳3冠、フランス「凱旋門賞」、「有馬記念」を含めて多くのG1戦に出場し魅せてくれた。昨年ダート路線にシフトチェンジしてからも安定した走りを披露。前走12月のG1戦は振るわなかったが3度出場したG3戦は1勝(20年11月「みやこS」)、2着1回、3着1回。ダート適正は間違いなく高く今回メンバーで地力はナンバー1とみる。

 対抗は昨年大会1番人気で銀メダルのロードゴラッソ。重賞は19年9月G3「シリウスS」、20年3月Jpn3「名古屋大賞典」をV。近3走も332着と確かな安定感を誇っている。昨年置き忘れた金メダル奪還へ全力を注ぐ。切れる差し脚があるハナズレジェンド、近5走は22161着と復調気配が漂うウインユニファイドも争覇圏内にいる。JRAから残る1頭の刺客、アシャカトブも怖い。地元勢では実績上位のキングプライド、グレイトパールの奮闘が期待される。

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2021年2月10日のニュース