【共同通信杯】タイソウ東京で巻き返しだ!

[ 2021年2月10日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=9日】再び寒波襲来!!火曜朝の取材は凍った自転車のサドルをたわしでこする“解凍作業”から始まった。そんな苦労もホットな情報が聞ければ吹き飛んでしまう。オサムが体をすり寄せたのは共同通信杯にタイソウを送り込む西園師。競馬週刊誌をのぞき込み「1回凡走しただけで、こんなに人気を下げるんだ」と不敵に笑う表情を見逃さなかった。

 「前走(京成杯6着)は中山でコーナーワークに苦労した。小回りではコーナーで加速できない。今度は広いワンターン。この馬にとっての試金石になるし、結果を出したいね」

 西園師がサダムパテック(11年皐月賞2着、12年マイルCS勝ち)を引き合いに出す好素材。スケールの大きさは遜色ないと言うのだ。大物の相あり!?

 ちなみにタイソウは「体操」ではなく「大層」。“たいそうな物をいただきまして”と使うあれだ。指揮官のイメージ通りの競馬ができれば、これは“たいそうな”配当にありつけそうだ。マスクの下でひそかに舌なめずりするオサムだった。

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2021年2月10日のニュース