【きさらぎ賞】ラーゴム重賞初制覇 北村友「よくしのいでくれた」馬の長所は「闘争心」

[ 2021年2月7日 16:10 ]

<中京11R・きさらぎ賞>ヨーホーレイク(左)の追撃を抑え勝利するラーゴム(撮影・亀井 直樹)
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 3歳重賞「第61回きさらぎ賞」(G3、芝2000メートル)は7日、中京競馬場で行われ、北村友騎乗の3番人気ラーゴム(牡=斉藤崇、父オルフェーヴル)が重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは2分1秒0。

 レースはタガノカイ、ショウナンアレスが前に行き、ラーゴムが続く展開。最終コーナーに入ると、ラーゴムが力走。粘るタガノカイを追い抜き前に出ると、最後は外から猛追するヨーホーレイクを振り切った。

 北村友はゴール前の接戦を制し、「よくしのいでくれた。強かった」とホッとした様子。ラーゴムの状態について「調教の感じから力む場面が出ていたので、ゲートを出てからもポジションをとらずにリラックスしていきたいなと思ったが、今日も力んでしまった。次に修正したい」とコメントした。

 馬の長所について「負けない気持ちが強い、闘争心だと思う」といい、「もともと僕自身が期待していた馬ですし、なんとかこの馬でクラシックに行きたいと思っている。まだ課題は多いがうまく修正しながら次に向かえればいいなと思っている」と今後の目標を語った。

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2021年2月7日のニュース