かかってこい!史上初の5冠・峰 レベルアップに必要なのは「みんなが強くなること」

[ 2021年2月5日 05:30 ]

式典に出席した(右から)前田、峰、平高、日本モーターボート競走会・潮田政明会長、今村氏
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 ボートレースの「2020年優秀選手表彰式典」が4日、東京都港区のBOATRACE六本木のSIX WAKE HALLで開催。今回は新型コロナウイルス感染防止のため一部報道関係者のみが出席し、式典の模様はJLC公式YouTubeでライブ配信された。

 最優秀選手、最多賞金獲得選手、最高勝率選手、最多勝利選手、記者大賞と史上初の5冠を獲得した峰竜太(35=佐賀)はシルバーに輝くタキシード姿で登場。「キツかったけれど何とか達成できました。歴史に名を刻めて感無量です。みんなが強くなることが業界の望み。自分がレベルを上げていく。かかってこい!」と、いつものアロハのポーズで笑顔を振りまいた。

 黒のロングドレスで登場した優秀女子選手の平高奈菜(33=香川)は「目標は立てないタイプですが、ファンの喜ぶ顔を見ると頑張れる」。ちょっぴり緊張した面持ちの最優秀新人賞・前田篤哉(24=愛知)は「記念を走る機会が増えると思いますが、今まで以上の成績を残したい」と、さらなる飛躍を誓った。

 また昨年9月の徳山周年を最後に引退したレジェンド・今村豊さん(59)が長年にわたる功績を称えられ特別賞を受賞。「諦めたらそこで終わってしまう。とにかく諦めるな。何事にも努力」。現役レーサーに向け熱いエールを送った。

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2021年2月5日のニュース