【大井・東京シンデレラマイル】ダノンレジーナ重賞初V!圧倒的支持に応えた

[ 2020年12月31日 05:30 ]

東京シンデレラマイルで重賞初Vを飾ったダノンレジーナ
Photo By スポニチ

 3歳上牝馬の重賞「第14回東京シンデレラマイル」(S3)が30日、大井競馬場で行われた。単勝1・4倍の圧倒的支持を集めたダノンレジーナが直線内から抜け出し優勝、重賞初制覇を果たした。

 好スタートを切ると2番枠を生かしてコースロスなく内ラチ沿いの4番手を追走。4コーナーでも絶好の手応えだったが、追い出しを直線まで待って内に進路を取ると一気に末脚がはじけた。残り200メートルで左ステッキ、残り100メートルでは右ステッキに持ち替えて鞍上が気合を入れるとそれに応え2馬身差でゴールした。

 3月の京浜盃(ブラヴール)以来、今年2つ目の重賞制覇となった本橋は「理想に近い形の競馬ができたし、最後まで集中して走ってくれた。今後は重賞でマークされる立場になるが、この馬ならやってくれるはず」と将来性に太鼓判を押した。今後は「馬の状態を見て決める」とした小久保師だが「来年の目標はJBCレディスクラシック(11月3日、金沢)制覇。それに向けてプランを立てたい」と今年4着に終わったレースの雪辱を誓っていた。

 ◆ダノンレジーナ 父ダノンバラード 母ダノンボンジュール(母の父シャマーダル) 牝4歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・酒井孝敏氏 生産者・北海道日高町の白井牧場 戦績20戦15勝(南関東14戦10勝) 総獲得賞金4778万円。

続きを表示

2020年12月31日のニュース