【エリザベス女王杯】“穴馬”ウラヌスチャーム、気まぐれ娘 前走の勝ちっぷり圧巻

[ 2020年11月11日 05:30 ]

斎藤新騎手を背に坂路で調教をするウラヌスチャーム(撮影・坂田 高浩)
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 レースレベルはともかく、前走の勝ちっぷりが圧巻だったのがウラヌスチャーム。前哨戦として新設された新潟牝馬Sを7馬身差で圧勝。中団からラチ沿いをスルスルと進出して、3角手前で先頭へ。外ではなく、最内から“捲る”珍手で、直線独走に持ち込んだ。基本は差し馬だが、前々回VのメトロポリタンSは逃げ切り。ふたを開けてみないと戦法も分からない気まぐれ娘だが、はまれば確実に高配当を呼び込む。

 直近2勝は典弘、武史の横山父子の手綱だったが、共にお手馬がいる今回は斎藤新と新コンビ。管理する父・誠師と初めて親子鷹でG1に臨む。関東馬だが早めに栗東に入厩し、新が付きっきりで調教中。今度はどんな妙手を繰り出すのか楽しみな一頭だ。

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2020年11月11日のニュース