【川崎・ローレル賞】ケラススヴィア無敗戴冠!パワフルに3連勝で重賞初V

[ 2020年11月11日 05:30 ]

 地方交流の2歳牝馬重賞「第20回ローレル賞」(S2)が10日、川崎競馬場で行われた。3番人気のケラススヴィアが直線3番手から抜け出し優勝、無傷の3連勝で重賞初制覇した。同馬と2着セカイノホシ、3着ナジャまでに「第44回東京2歳優駿牝馬」(S1、12月31日、大井)への優先出走権が与えられた。

 430キロ台の小柄な体とは思えぬパワフルな走りでライバルを蹴散らし2馬身差をつけてのゴール。「新馬でまたがった時から能力が高いと思っていた。まず1つ(重賞を)勝たせられて良かった」。そう振り返った森は、勝負どころの3コーナーで外にスペースができたのを見逃さなかった。そこを突いて進路を確保すると勢いを殺すことなく能力を出し切らせたのが勝因だった。

 次走は権利を獲った年末重賞が濃厚だが「今後も負けさせないように仕上げていきたい」と小久保師は重賞連覇を視野に入れていた。

 ◆ケラススヴィア 父サウスヴィグラス 母レディパッション(母の父ネオユニヴァース) 牝2歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・小田吉男氏 生産者・北海道新ひだか町のヒサイファーム 戦績3戦3勝 総獲得賞金1770万円。

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2020年11月11日のニュース