マルモ3きょうだい同日V 初の偉業に木原師「珍記録だね」

[ 2020年10月11日 05:30 ]

京都7R、1日3勝の珍記録を作り引き揚げるマルモセーラの娘・マルモネオフォース(撮影・井垣 忠夫)
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 7カ月半ぶりの有観客競馬で大記録が生まれた。マルモセーラが産んだ、きょうだい3頭が同日に勝ち名乗り。同じ母の子供がそろって3勝するのはデータが残る1977年以降では初の偉業となった。

 まずは京都1Rでマルモルーラー(牡2、父ルーラーシップ)がV。弟の力走に呼応するかのように姉マルモマリア(牝5、父ヨハネスブルグ)が新潟3Rで続くと、最後はVリレーのバトンを託された京都7Rのマルモネオフォース(牝4、父ワークフォース)が決めた。

 3頭を管理する木原師に10年ファンタジーSで重賞2勝目をプレゼントしたのが母マルモセーラ。その子での偉業達成に木原師は開口一番「珍記録だね」と周りを笑わせてから「うちの厩舎にゆかりのある血統。種馬に関係なく、しっかり走る子を出してくれている。本当に凄いこと」と感謝していた。

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