【京都大賞典】グローリーヴェイズ、好相性京都で反撃 尾関師「しっかり競馬をして次につなげたい」

[ 2020年10月7日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=6日】夏は暑い美浦トレセンも涼しくなり、すっかり秋だ。武本は、秋を告げるキンモクセイの甘い香りにうっとりしながら馬場入りする馬を眺めていると、京都大賞典に出走するグローリーヴェイズを発見。2走前の香港ヴァーズでは強い競馬で、思わずうっとりさせられた馬だ。しかし、前走・宝塚記念はまさかの17着大敗とびっくりもした。

 前走はドバイへの空輸送もあり6カ月半ぶりとなる実戦に加え、道悪。尾関師は「馬場とゲート(出遅れ)が敗因。あんなに負けることはなかったと思いますけど…」と振り返る。中間は立て直し。「前走はいつもより硬さがあったが、じっくり着実に良くなってきたのかな」と話し、良化気配が漂う。

 京都は【1・2・0・3】と好相性で、昨年の天皇賞・春では優勝馬にクビ差2着と実績ある舞台だ。師も「重量は58キロだが、天皇賞を走っているから。しっかり競馬をして次につなげたい」と力を込める。まずは実力馬の秋始動戦に期待したい。

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2020年10月7日のニュース