【ひまわり賞】絶好調鈴木孝厩舎、勝負の2頭出し

[ 2020年8月28日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=27日】昨年、キャリアハイの29勝を挙げた鈴木孝厩舎。先週の小倉で1勝を積み上げ、目下23勝。昨年を超えるペースで勝ち星を量産中だ。土曜小倉9R、九州産限定の「ひまわり賞」にカシノレオ(牡、父エスケンデレヤ)、テイエムサツマドン(牡、父テイエムオペラオー)の2頭を送り込む。フェニックス賞勝ちのヨカヨカがドンと控えるが、ライバルとなり得るのか。新谷は鈴木孝師を直撃した。

 カシノレオの新馬戦はハナを切って、2着馬に3馬身半差の大楽勝。テイエムサツマドンは連闘で挑んだ前走、持ち時計を1秒6更新して勝ち上がった。師は2頭とも大きな期待を懸ける。「カシノは二の脚が速かった。小倉に滞在して予定通りに調整中。テイエムは予定通りの3連闘。前走は体も増えて、夏負けの感じもしない。1頭強いのがいるが牝馬で57キロは楽ではないはず。重量差があるのでうまく隙を突きたい」

 “ただ獲り”だと思われては困る。そんな指揮官の心の声が聞こえたようだった。

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2020年8月28日のニュース