公営競技初!ボートレース大村で場外発売再開 22日から4日間観客入れて開催へ

[ 2020年5月22日 05:30 ]

大村の場外舟券発売場の自動券売機で舟券を購入する客
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 ボートレース大村は5月14日の長崎県の緊急事態宣言の解除と、これに伴う全ての施設の休業要請終了の発表を受け、21日からボートレース場と、その管轄下にある場外舟券発売場の営業を場外発売施設として再開した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客開催が続いていた公営競技では初めて。22日からの4日間は、ボートレースで2月28日から続けていた無観客開催以降、全国24場に先駆けて観客を入れて開催を行う。「再開にあたっては感染拡大防止と入場制限などを徹底し、お客さまの安心安全を第一に考えて運営していきたい」と大村市モーターボート競走事業管理者・馬場宏幸氏は話す。

 ボートレース大村本場の入場者は長崎県内在住者に限り、これを証明できる身分証明書(免許書、保険証など)の提示が必要。マスクの着用も必須。入場時は、サーモグラフィーまたは非接触型の体温計にて検温を実施、体温が37度以上あれば入場できない。また、有料席、無料席、フードコートは全て間隔確保のため座席半減。有人窓口は開放せず、各所に飛沫(ひまつ)防止シートも設置。喫煙室も利用人数を制限する。

 この日、舟券を買いに訪れた大村市在住の男性は「携帯のアプリで情報を見て再開することを知りました。久しぶりにボートレースができて楽しいです。電話投票に加入していないので、本当に久しぶりですね。徳山(G1)の優勝戦が2連単、3連単ともに当たって収支もプラスです」と、舟券的中の喜びをかみしめていた。

 なお6月4日から大村で行われるG1「開設68周年競走」については、多数の来客が想定されることから、本場・外向発売所は一時的に閉館となる。

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2020年5月22日のニュース