【阪神大賞典追い切り】ユーキャンスマイル「走れる状態」と岩田康

[ 2020年3月18日 15:41 ]

阪神大賞典追い切り CWコース3頭併せで追い切られたユーキャンスマイル(中央)。左はワグネリアン、右はウーリリ
Photo By 提供写真

 及第点は与えられる走りだった。昨年のジャパンC(5着)以来となるユーキャンスマイルは、CWコースで前にウーリリ(4歳オープン)、後ろにワグネリアン(5歳オープン)を置く形。ワグネリアンには半馬身ほど遅れたが、6F83秒5~1F11秒6なら時計は悪くない。手綱をとった岩田康の口調も滑らかだ。

 「動けてたし、休み明けでも走れる状態ですよ」

 当初は先週の金鯱賞で始動予定だった。ところが体調が整わなかったため、2月20日を最後に3月8日まで時計を出せず。万全を期すために1週スライドして、ここに参戦することが決まった。得意の左回り=中京を使いたかったのは事実だが、友道師は「今の状態なら、右も左も関係ないんじゃないかな。モタれていた頃とは違うよ」と前向きなコメント。決してベストの舞台ではなく、目標も先だが、ここは底力で結果を残したい。

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2020年3月18日のニュース