【サウジアラビア国際騎手チャレンジ】世界のミシェルだ!総合3位、上位4人中3人が女性騎手

[ 2020年3月1日 05:30 ]

サウジアラビアの騎手招待レースに騎乗したミカエル・ミシェル(撮影  高木翔平)
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 28日に行われた「国際騎手チャレンジ」は南関東で騎乗中のミカエル・ミシェル(24=フランス)が総合3位タイと大健闘。JRAから参戦の武豊(50)は8位タイ。優勝は米国のマイク・スミス(54)だった。

 表彰台でキュートな笑顔を振りまくミシェルに、サウジアラビア人もメロメロだ。計4レースの総ポイントを争った「STC国際騎手チャレンジ」。デットーリ、ペリエ、武豊ら一流ライダーたちを抑えて3位タイとなったミシェル。昨年のWASJ(札幌、3位タイ)に続く、騎手招待レースでの表彰台に「レジェンダリーなジョッキーたちの争いに入れてもらえて、とても光栄だった。凄く楽しかったわ」と興奮気味に語った。

 全4戦がダートで施行。ダートの本場・米国のレジェンド騎手M・スミスとの激しい叩き合いとなった第2戦で2着を確保。逃げた6Rも4着に粘り込み、計15ポイントを稼いだ。ミシェルは「南関東で毎日乗っているのでダートの準備はできていた。日本で乗り続けたことが今につながっていると思う」と自身のレベルアップを強調した。

 33ポイントで総合優勝のスミスを除き、2位のS・ヴォークト(スイス)、3位タイのL・オールプレス(ニュージーランド)、ミシェルと表彰台は4人中3人が女性騎手。華やかなカーニバルを終え、ミシェルは「月曜は川崎で7鞍ほど用意してもらっている。サウジCを観戦したら、またすぐに日本に戻ります!」と日本のファンにアピールしていた。

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2020年3月1日のニュース