【大井・雲取賞】ホイヤーV!羽田盃へ弾んだ 岩本師は区切りの600勝

[ 2020年2月7日 05:30 ]

雲取賞を制したゴールドホイヤー
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 3歳重賞「第2回雲取賞」(S3)が6日、大井競馬場で行われた。4番人気のゴールドホイヤーが4コーナー2番手から直線突き抜けて優勝を飾った。同馬と2着ファルコンウィングには「第65回羽田盃」(S1、4月29日、大井)、また3着ストーミーデイまでには「第43回京浜盃」(S2、3月18日、大井)へ、それぞれ優先出走権が与えられた。

 この勝利が岩本師にとっても区切りの600勝。昨年の東京ダービー馬ヒカリオーソに続いて、このレース連覇となったが「やんちゃだった馬がここまで成長してくれてタイトルもくれた」と同師は満面の笑みで振り返った。

 その言葉通り、一戦ごとに力をつけてきた。2度目の手綱となった吉原は「前走は砂をかぶって上へ向かうような走りをしていたが、今日はどっしりと集中して走ってくれた」と絶賛。それが直線の伸びにつながって3馬身差の勝利につながった。次走は羽田盃に直行することになったが、クラシックでさらなる成長が加われば、岩本師の東京ダービー連覇の夢へつながってくるはずだ。

 ◆ゴールドホイヤー 父トランセンド 母ベルグポルカ(母の父ピルサドスキー) 牡3歳 川崎・岩本洋厩舎 馬主・岡田初江氏 生産者・北海道新ひだか町の静内酒井牧場 戦績6戦4勝 総獲得賞金2122万5000円。

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2020年2月7日のニュース