「キーファーズ」、欧州G1・2勝馬ジャパン共同所有 武豊とのコンビが現実味に

[ 2020年2月6日 05:30 ]

 馬主「キーファーズ」の松島正昭氏(61)が、欧州トップホースで昨年凱旋門賞4着のジャパン(牡4=愛A・オブライエン)の共同所有者となることが5日、発表された。

 ジャパンは世界中で活躍する競走馬の生産組織・クールモアグループの所有馬で、昨年のパリ大賞と英インターナショナルSの両G1を制覇、その後の凱旋門賞は4着だった。主戦騎手はライアン・ムーアだが、松島氏が共同オーナーとなったことで、にわかに現実味を帯びてくるのが武豊との新コンビ結成だ。

 この日、栗東トレセンを訪れた松島氏は「私の夢は常々、言い続けているように凱旋門賞を武豊さんに騎乗してもらい勝つことです。クールモアの主戦はライアン・ムーアだと承知していますが、私の希望を言わせてもらえればジャパンには武豊さんに乗ってもらいたい。細かい契約の中身までは申し上げられませんが、そこはクールモアサイドも理解してくれていると思っています」と語った。これを受けて武豊は「凄い話。もし実現すればうれしい」と感謝しつつ「馬名がジャパン。誰が似合うかお分かりでしょう」とウイットに富んだ言葉も忘れなかった。松島氏は、昨夏も武豊で凱旋門賞に参戦するプランでブルームを購入(筋肉痛で断念)した。

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2020年2月6日のニュース