【東京大賞典】ゴールド 坂路楽々51秒4!平田師は出来に太鼓判

[ 2019年12月26日 05:30 ]

<東京大賞典>藤懸貴志騎手を背に坂路で単走で追い切るゴールドドリーム
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 29日に大井競馬場で行われる交流G1「第65回東京大賞典」の追い切りが行われ、チャンピオンズC2着から参戦するゴールドドリーム(牡6=平田)が栗東坂路で4F51秒4の好時計をマークした。ラスト2Fは楽な手応えのまま、12秒2→12秒1でフィニッシュ。見届けた平田師は「馬なりで時計も出ているし、良かったね。前走も状態は相当良かったが、いいところでキープできている」と出来に太鼓判を押す。

 一昨年はJRAのダートG1を連勝、最優秀ダートホースに選ばれた。今年はJRA・G1で連続2着に敗れたが、着差はともに首差。まだまだ衰えはない。東京大賞典は昨年2着のリベンジが懸かる。「経験のあるコースなので心配はない。メンバー的にも昨年と同じ相手だし、この馬の競馬をするだけ」と意気込む。

 来年はサウジアラビアで行われる世界最高額(1着賞金約11億円)のサウジカップ(2月29日)も視野に入っている。「検疫の問題もあるし、条件が折り合えば。馬は元気やし、チャンスがあれば行きたいね」と指揮官。暮れの大一番を勝利で締めくくり、20年は17年(ドバイWC14着)以来の世界進出に打って出るか。

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2019年12月26日のニュース