香港遠征回避のアーモンドアイ 今後について国枝師「馬の様子を見て決める」

[ 2019年11月30日 12:04 ]

天皇賞・秋を制したルメール騎乗のアーモンドアイ。香港遠征は回避となった
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 熱発のため香港カップ(12月8日、シャティン)の回避が決まったアーモンドアイ(牝4=国枝)について、管理する国枝師が中山競馬場で取材に応じ状況を説明した。「昨日(29日)の夕方に38・5~6度まで体温が上昇した。平熱が38度程度なので微熱だが、獣医が検査した結果、白血球の数値が少し高めで今後炎症が出るかもという話だった。これだけの馬だしレースまで時間もない。リスクを背負って海の向こうに行くのは厳しいと判断した」と国枝師。既に検疫厩舎を出て自厩舎に戻っており、現在は熱も下がって症状は落ち着いているという。

 今後については「現時点では何とも言えない」とした上で「脚元とかシリアスな問題ではないから。残念だが出発前だったのでまだよかった。馬の様子を見て決めることになる」と語った。同馬は有馬記念のファン投票第2回中間発表で1位となっており、今後の動向が注目される。

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2019年11月30日のニュース