【チャンピオンズC】ヴェンジェンス 12秒2金星自信!大根田師「横綱、大関にチャレンジやな」

[ 2019年11月29日 05:30 ]

<チャンピオンズC>幸英明騎手を背に坂路単走で追い切るヴェンジェンス
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 前哨戦に続いての強豪撃破へ、態勢はバッチリ整った。唯一の木曜追いだったヴェンジェンスは午前8時半、貸し切り状態となった坂路へ。序盤は抑え、ラストを軽く伸ばす感じ。4F52秒7、ラスト2Fは12秒0→12秒2でまとめた。手綱を取った幸は「前走も仕上がりは良かったんですが、今回の方が息遣いがいいですね」と出来上昇に手応えあり。モニター越しに見届けた大根田師も「G1やから幸も気合が入ったのか、思っていたよりも0秒3ぐらい速かったな」と冗談を口にしつつ、納得の表情だ。

 6歳秋を迎えて、イメチェンに成功。夏までは1400メートル以下が主戦場だったが、折り合いに成長が見られることから、前々走の太秦Sで初の1800メートルにチャレンジ。ここを2着にまとめると、距離2度目の前走のみやこSで重賞初制覇を果たした。好角家のトレーナーは「前頭筆頭でG3を勝ったから、今度は小結に上がって横綱、大関にチャレンジやな」と笑み。挑戦者の立場を強調しつつ、番付を駆け上がる愛馬に期待を寄せる。「こないだみたいな競馬じゃ届かない。4角手前から動いて、ゴール前で運が良ければかわすイメージかな」

 師にとってはカルストンライトオが逃げ切った04年スプリンターズS以来2つ目のG1タイトルがかかる。当時も前哨戦(アイビスSD)を制しながら伏兵の扱いだった。「あの時は5番人気だったかな。凄い雨で、表彰式の時もじゃじゃ降りだった。あの時と同じ感じといったら同じかもな」。トレーナーの口癖は「ワインと競走馬は熟成を待たなアカン」。大根田流の泥にまみれながら“じっくり育てる”調教が実を結び、6歳秋で本格化。恐れるものは何もない。

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