【阪神新馬戦】アルジャンナ 悠々差し切り!単勝1・1倍の圧倒的人気に応えた

[ 2019年9月9日 05:30 ]

<阪神新馬戦>人気に応え、快勝するアルジャンナ(左)(撮影・平嶋 理子)
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 阪神5Rの新馬戦(芝2000メートル)は良血馬アルジャンナ(牡=池江、父ディープインパクト)が評判通りの走りで1馬身1/4差の快勝。単勝1・1倍の圧倒的な支持に応えた。

 発馬で後手に回り、道中は5頭立ての最後方。しかも前半1000メートル1分5秒2の超スローペース。しかし、鞍上は焦ることなく、じっと後方に控える。3角すぎから徐々に先行勢との距離を詰め、直線入り口で持ったまま3番手へ。ラスト1Fで合図を送ると上がり3F33秒6の脚を繰り出し、悠々と差し切った。川田は「まだ競馬で能力を出し切るには至っていない。これから勉強しながら過ごしていきたい」と将来を見据えた。

 秋競馬の開幕週から来年のクラシック候補が誕生。池江師は「ジョッキーが上手に乗ってくれたし、今後に向けていい経験になった。次走は馬の様子を見てから決めたい」と話した。7月30日に死んだ偉大な父にどこまで迫るか。期待は膨らむばかりだ。

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2019年9月9日のニュース