菜七子 ばんえい沸かす 2度目の挑戦7、7着で総合7位

[ 2019年8月20日 05:30 ]

ばんえい競馬エキシビション第1戦で、第2障害を駆け下るバウンティハンター騎乗の藤田菜七子。後ろはばんえいの舘沢(撮影・高橋 茂夫)
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 昨年に続く2度目のばんえい競馬参戦。“コパノ”の勝負服で登場した菜七子が帯広のファンを沸かせた。「凄く楽しかったです。馬が頑張って(障害を)登ってくれました。後ろから凄く応援する気持ちになっちゃいました」

 第1戦はバウンティハンター(牡7)に騎乗。サポート役のばんえい騎手の力を借りて果敢に追い込んだがラストの障害に苦しみ7着。第2戦はリュウノカミ(牡5)で後方からの追い上げ及ばず再び7着。総合でも7位と菜「七」子らしく?「7」を並べた。出走馬と“併走”してファンが声援を送るばんえい競馬。菜七子は2戦ともファンから最も近い8枠。「菜七子ちゃん頑張ってー!」と大きな声援が飛んだ。

 2年連続の参戦ですっかり慣れた様子。レース前の練習騎乗では初挑戦の横山武や丹内が四苦八苦する中、一人でソリに乗って登坂。腰を入れ、大きく開いた両足でグッと踏ん張った。関係者からも「上手ですね。慣れていないと足がそろっちゃうんですけど」と感嘆の声が上がった。「来年もまた来たいです」と菜七子。昨年、初めて購入して的中したばんえい馬券は今年は外れ。それでもいつもよりリラックスした表情が印象的だった。

 WASJに出場する今週は初の札幌滞在。騎乗依頼を受けた東西の馬の調教をつける。そして「久々にお会いできるのが凄く楽しみ」と話すリサとの再戦。北海道の菜七子ファンにはたまらない1週間が始まった。

 ▽ばんえい競馬 北海道開拓時の農耕馬の祭りが起源。公営競馬となったのは1946年で、2007年度の開催からは帯広市が単独で運営。世界で唯一、帯広競馬場のみで楽しむことができる。最大1トンの鉄ソリを「ばん馬」に引かせて、途中2カ所の障害(坂)がある直線200メートルのセパレートコースで競う。フルゲートは10頭。スピードだけでなく、パワーやスタミナを温存させる必要があり、他の競馬と異なる独自の手綱さばきや駆け引きが重要になってくる。ソリの最後端が決勝戦を通過した時点でゴールが認められるため、ゴール前での逆転劇も見どころの一つ。

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