【アイビスSD】菜七子ラウダは9着「最後はいっぱいに」

[ 2019年7月29日 05:30 ]

レッドラウダと初コンビも伸び切れず9着となった菜七子
Photo By スポニチ

 藤田菜七子(21)は重賞初制覇を懸けてレッドラウダと初コンビを組んだが伸び切れず13番人気で9着。念願のタイトルは持ち越しとなった。

 JRA重賞16度目の挑戦となった菜七子は内寄りの中団を追走したが、もどかしいほどギアが上がらない。先行馬群との差を詰められないまま、ライオンボスから0秒6遅れのゴール。「行き過ぎるとラストの脚がなくなってしまう。先生(音無師)と相談して、出して行きつつ、ひと息ためるレースをしました」とした上で、「ためた分だけは脚を伸ばしてくれましたが最後はいっぱいに。頑張ってくれているんですが…」と振り返った。

 菜七子は、30日は大井で2鞍に騎乗。今後の重賞騎乗はコパノキッキングで参戦する盛岡の交流G3クラスターC(8月12日)、ゴールドサーベラスとコンビを組む新潟記念(9月1日)。新潟開幕日の27日に自己最多タイとなるJRA4週連続勝利を挙げた菜七子の夏本番はこれからだ。

続きを表示

2019年7月29日のニュース