角居師 キセキ凱旋門賞前哨戦へ悩み「貨物機が…」

[ 2019年6月29日 05:30 ]

第16回引退馬フォーラム」。左から司会の栗林さみ、角居師、お笑い芸人のゴルゴ松本
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 新橋のGateJ.で28日、「第16回引退馬フォーラム」が行われ、「サンクスホースプロジェクト」に携わる角居勝彦師(55)が、約150人の観衆の前で引退競走馬のセカンドキャリアについて語った。フォーラム中、引退馬が繋養(けいよう)されている岡山県の厩舎と生中継をつなげ、乗馬やセラピーホースとして再調教されている馬の映像に歓声が上がった。角居師は「このイベントもずいぶん多くの方に集まっていただけるようになった。ふるさと納税(岡山県吉備中央町へ)でも活動を支援していただけるようになっているので、ぜひ興味を持っていただきたい」と支援を呼びかけた。

 また、イベント中には競馬の話でファンを沸かせるシーンも。ロジャーバローズで制したダービーを振り返り「1番人気(サートゥルナーリア)で多くの方のお金を無駄にしてしまったので。何とか3着だったら…」と苦笑い。宝塚記念で2着に好走し、秋は凱旋門賞をにらむキセキについては「お盆の時季は(馬を輸送する)貨物機が飛ばなくて悩んでいる。前哨戦をどこで使うかを含めて考え中です」としていた。

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2019年6月29日のニュース