【宝塚記念】キセキ 最内枠逃走も2着「自分の競馬してくれた」

[ 2019年6月24日 05:30 ]

<宝塚記念>レーン騎乗のリスグラシュー(左)かわされる川田騎乗のキセキ(撮影・長嶋 久樹)
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 1番人気キセキは最内枠から逃げてペースをつくったが、リスグラシューに3馬身突き放されて2着。昨年のジャパンC、今年の大阪杯に次ぐ3度目のG1銀メダルとなった。川田は「自分の競馬はしっかりやってくれました。3着以下は抑え切ってくれていますからね。勝った馬だけが強かったです」と勝者を称えた。

 前半1000メートルは60秒0。その後もペースを落とすことなく引っ張る、自分の競馬を展開した。「返し馬でもお客さんの期待を凄く感じました。結果で応えられず申し訳ないです」(川田)。角居厩舎は今年のダービー馬ロジャーバローズと2頭で凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン)参戦を視野に入れる。角居師は「この結果を見て、(石川達絵)オーナーと相談して決めたい」と語った。

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2019年6月24日のニュース