【東京新馬戦】桜花賞馬の全弟ブルトガングが初陣V ルメール「ビックリした」

[ 2019年6月22日 13:02 ]

<東京競馬5R新馬戦>レースを制したブルトガング(右端・11番)(撮影・郡司 修)
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 東京5R(1800メートル)は、今年の桜花賞馬グランアレグリアの全弟ブルトガング(牡2=手塚、父ディープインパクト)が1番人気に応えて初陣Vを飾った。勝ち時計は1分50秒1(良)。2着に5番人気シェクロエ、3着コスモタイシ。

 「ゲートが開いてビックリした」とルメール。発馬後手で後方からになり、道中も鞍上に促されながらの追走となったが、それでも直線外に出されると大きなフットワークでグイグイ伸びた。逃げ粘るシェクロエを4馬身突き放してゴール。「まだ子供でフワフワ、フラフラしてるけど、直線はよく反応した。いい脚を使った。能力はありそう」と鞍上は好感触だった。

 桜花賞馬の弟、そして昨年死んでしまった母タピッツフライの唯一の牡馬の忘れ形見。手塚師も「ゲートは練習は速いのでたまたまだと思うが、前半は物見をしてハミを取っていかなかった。新馬戦にしてはペースが速かったが、しっかり伸びてくれてこちらが思った以上に奥がありそう。今はまだ体も緩いし、これから良くなる一方。大きいところを狙っていきたい」と期待を寄せている。

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