【阪神新馬戦】桜花賞候補だリアアメリア 川田「意識的に出遅れさせた」

[ 2019年6月1日 14:48 ]

<阪神5R新馬>新馬戦で大勝するリアアメリア(撮影・平嶋 理子)
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 令和最初の新馬戦となった芝マイルの阪神5R。単勝1・2倍の断然人気を集めたリアアメリア(牝=中内田、父ディープインパクト)が2着に8馬身差をつけて圧勝した。

 スタートで約2馬身のビハインド。前半は頭を上げて折り合いに苦労する場面を見せたが、3角すぎで落ち着きを取り戻すと馬群の外に取りついた。川田は慌てる様子もなく直線で進路を一番外に導くと、一気に加速。持ったまま先頭に並びかけると後続との差を広げて先頭でゴールを駆け抜けた。

 川田は「意識的に出遅れさせて、後ろからの競馬を練習させました。無事に初戦を終えられることができて良かったです」と冷静に振り返る。中内田師は「見ての通り強いね。粗削りだらけだが、その辺を磨いていきたい。大きいところを狙っていきたい素材です。今後は放牧で秋から始動させたい」と見通しを語った。ダノンプレミアム、ダノンファンタジーと2年連続で2歳チャンプを送り出した中内田厩舎から今年もまた大物が誕生した。

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2019年6月1日のニュース