【船橋・かしわ記念】ゴールド連覇!インティに1馬身半差完勝

[ 2019年5月7日 05:30 ]

かしわ記念連覇でG1・5勝目を挙げたゴールドドリーム(左)
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 交流G1「第31回かしわ記念」が6日、船橋競馬場で行われ、ルメール騎乗の2番人気ゴールドドリームが好位から抜け出して連覇を達成。G1・5勝目を挙げた。

 昨年もフェブラリーS2着からリベンジを果たしての戴冠。今年はリベンジ相手こそインティに変わったが、7連勝でフェブラリーSを制した新星に、まだ王座は渡さんとばかりに、きっちりお返しをしてみせた。レースはそのインティが出遅れる波乱の幕開け。ルメールは「スタートしてすぐに勝つ自信があった」と、盤石の態勢で3番手インティのすぐ後ろをキープ。向正面でオールブラッシュが動き、同時にインティも進出を開始したが、それにはつられず仕掛けを我慢すると直線ではじけた。

 フェブラリーSで首差届かなかった相手に1馬身半差をつける完勝。ルメールは「前走は後ろから過ぎたし勝った馬が止まらなかったが、今日の馬場は深く、直線も長いのでラスト300メートルでフルパワーを使った。3年前から凄く結果を出していて、まだG1を勝てる強い馬。僕は1カ月休みます。ファンの皆さん本当にごめんなさい。競馬はそんなに簡単じゃないけど、また応援してください」と前日のNHKマイルCでの騎乗停止を謝罪しつつ、自身とのコンビで3個目のG1を勝った相棒を称賛。ファンからは励ましの声援と拍手が飛んだ。

 次走はかしわ記念に続き連覇が懸かる帝王賞(6月26日、大井)へ。昨年のマイルCS南部杯で敗れたルヴァンスレーヴとの再戦が待っている。「新興勢力が出てくるダート界だけど、まだまだ頑張りたい」と平田師は上半期のダート王決定戦へ向け力を込めた。

 ◆ゴールドドリーム 父ゴールドアリュール 母モンヴェール(母の父フレンチデピュティ) 牡6歳 栗東・平田修厩舎 馬主・吉田勝己氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績20戦9勝(南関東6戦3勝、海外1戦0勝) 総獲得賞金6億234万4000円。

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2019年5月7日のニュース