【浦和・しらさぎ賞】ラナキラ、令和初の南関重賞V

[ 2019年5月2日 05:30 ]

しらさぎ賞で重賞初制覇を飾ったタイセイラナキラ
Photo By スポニチ

 令和最初の南関東重賞「第57回しらさぎ賞」(S3)が1日、浦和競馬場で行われた。2番人気のタイセイラナキラが逃げ切り優勝、重賞初制覇を成し遂げた。手綱を取った吉原は昨年のラーゴブルーに続くこのレース連覇となった。また、同馬には「第23回スパーキングレディーカップ」(G3、7月4日川崎)への優先出走権が与えられた。

 「前走は単騎逃げの形になって失速したので直線はヒヤヒヤして見ていた」と藤田師は振り返ったが、終わってみれば2着アムールリアンに2馬身半差。それは杞憂(きゆう)に終わった。

 好スタートから3枠を生かしての逃げ。「引きつけて逃げたかったが、気のいい馬なので」(吉原)と思い切って後続を引き離したことが、悪化した馬場も味方につけて好結果を生んだ形だ。次走は「馬の様子を見てから」(同師)決められる。

 2着アムールリアン(和田)力を付けている。折り合い重視で乗っていたが、最後もしっかりと伸びていた。今日は勝った馬が強かった。
 3着ストロングハート(森)逃げ馬を捕まえにいったが…重量を背負っている割には頑張ったと思う。

 ◆タイセイラナキラ 父カネヒキリ 母ヒビキウィン(母の父エブロス) 牝6歳 大井・藤田輝信厩舎 馬主・田中成奉氏 生産者・北海道浦河町の藤春修二氏 戦績28戦6勝(南関東9戦3勝) 総獲得賞金6820万円。

続きを表示

2019年5月2日のニュース