【NHKマイルC】松岡フラップ連勝闘志 初コンビも個性つかんだ

[ 2019年5月2日 05:30 ]

松岡正海騎手を背に坂路で単走で追い切るマイネルフラップ
Photo By 提供写真

 香港G1クイーンエリザベス2世Cをウインブライトで制した松岡が凱旋帰国。令和初日の栗東に姿を見せた。多くの関係者から祝福のシャワーを浴びた松岡。「騎手を17、18年やっていますが、一つの区切りになる馬が出て来たなという感じ。結果が出せて良かったと思います。目標にされる側の馬はこれまでなかった。G1を連勝していきたい気持ちもある」と力強い。

 栗東を訪れたのはNHKマイルCで初コンビを組むマイネルフラップに騎乗するため。坂路の最終追い切りは単走馬なり。全体時計が4F58秒1(1F12秒6)と遅くなったが、これは指示通り。個性はつかんだ。

 「乗りつらいかなと思ったけど、攻め馬は乗りやすい。速くなりすぎないように気をつけて乗った。しまいの反応も良かった」と好印象を口にする。続けて「最初の2Fが大切な馬だと思った。ポジションを取りにいくと前走(毎日杯5着)みたいな競馬になってしまう。最後に脚を使って、どれだけやれるかでしょう」と強烈な追い上げで2着したシンザン記念同様、末脚勝負に徹する構え。絶好調の鞍上が波乱を巻き起こす。

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2019年5月2日のニュース