【スプリングS】シークレット2馬身先着 田村師「まだ良くなる」

[ 2019年3月14日 05:30 ]

エルピド(右)と併せ追い切るシークレットラン(撮影・郡司 修)
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 京成杯4着から巻き返しを期すシークレットランは開門直後のWコースへ。手綱を押さえたまま、5F66秒4~1F13秒1。豪快なストライドで、併せたエルピド(3歳500万)に2馬身先着した。

 動きを見守った田村師は「いい動きだった。体幹が強いし、まだ良くなる余地はあるけど、現状でもこれだけ走れている。まぐれで2つ勝ったとか…。少なくともそういうレベルの馬ではない」と目を輝かせた。

 2走前の葉牡丹賞(1着)は1分59秒6の2歳日本レコード。ところが、1番人気に推された前走・京成杯(4着)は勝負どころの反応が一息だった分、伸び切れなかった。指揮官は「強いて言えば、エンジンの掛かりが遅いのが鍵だけど、トップスピードに乗ってからは長く脚を使える。内田さんもその辺は分かっているからね」と反攻に意欲。昨年6月の東京新馬戦2着後は大事に間隔を空け、細心のローテーションを組んできた。同師は「レースを使ったら、ノーザンファーム天栄(福島)へ。このパターンが凄くいいみたいで、体も凄く良くなっている。改めて期待したい」とクラシック切符奪取に力を込めた。

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2019年3月14日のニュース