【万哲の乱 特別編】2日阪神11R ダノンファンタジーの相手は配当妙味?

[ 2019年3月2日 08:00 ]

 2月東京のクイーンCを制したクロノジェネシスは「桜花賞トライアル」は使わず、桜花賞直行予定。桜花賞トライアルだけでも、本日のチューリップ賞のほか、10日のフィリーズレビュー(阪神)やアネモネS(中山)と計3戦。桜花賞トライアルではないが、16日のフラワーC(中山)にワンチャンスを懸ける馬もいる。当然、有力馬のステップも分散…。各レースの波乱度は低くなってくる。

 特に、桜花賞と同舞台で行われるチューリップ賞(阪神11R)は本番への王道ローテ。人気馬が強いのは当然か。過去10年、1番人気は【5212】で3着内率80%。前走・阪神JF(1着)でも◎を打ったダノンファンタジーが無事にここ出走とあれば、逆らえない。直線だけで一気差しを決めた阪神JFは、2着クロノジェネシス&3着ビーチサンバがクイーンC1着&2着でレースレベルも高かった。当日、極端にイレ込んでなければ、芝状態もいいだけに負けられない。

 問題は相手探し。○ドナウデルタは前2戦がスムーズさを欠き、力を出し切っていない。関東馬の▲アフランシールともに「配当妙味」は十分ある。

 《もうひと押し》中山12Rは◎ナムラムート。今週は坂路で4F50秒5の好時計。前走Vの勢いは本物。

続きを表示

2019年3月2日のニュース