中村師 カレンで有終V!ファンの声援に感謝「苦しい時、立ち直れた」

[ 2019年2月25日 05:30 ]

<阪神競馬・引退セレモニー>武豊(左)から花束を受け取る中村調教師(撮影・平嶋 理子)  
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 今月いっぱいで定年引退となる調教師8人がJRA最終戦を迎え、中村師が小倉7Rのタガノカレンで“有終V”を飾った。師は阪神で管理馬の奮闘を見守っていたが、殊勲の森裕は「最後だったんで、勝てて良かったです。記念に残ってくれたら」と喜んだ。

 師は阪神での引退セレモニーで「調教師として、ホースマンとして、長くやってきていよいよ最後。いろいろな思い出が頭を巡っています。苦しい時、つらい時、もう駄目かなと思う時もあったが、ファンの声援で立ち直り、今日の日を迎えることができました」と力強い声で感謝を伝えた。中村厩舎の管理馬は、27日に川崎の交流重賞エンプレス杯にキンショーユキヒメが出走予定。師は「悪あがきします」と笑いながら締めくくった。

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