【川崎・オールスターC】ファイト、人気応え重賞6勝目

[ 2019年1月4日 05:30 ]

報知オールスターCを鼻差で制したヤマノファイト(外)。
Photo By スポニチ

 19年南関東最初の重賞「第55回報知オールスターカップ」(S3)が3日、川崎競馬場で行われた。1番人気のヤマノファイトがゴール前の大接戦を鼻差制して6つ目の重賞タイトルを手に入れた。

 「川崎コースなので早めに動いた」と本橋が振り返ったように、中団で脚をためていたが3コーナーから一気にエンジンに火を付けた。直線は先に抜け出したタービランスに馬体を併せないように離して馬場の真ん中を追い出すが、併せ馬の形に持ち込みたい森が馬体を寄せてもうひと伸び。それでもゴール前は力でねじ伏せた。「今日は馬の力で勝たせてもらった。重賞を勝てて幸先のいいスタートが切れた」と本橋はホッとした表情。「今後はオーナーと相談して川崎記念(30日、川崎)かな」と矢野師。充実の4歳はさらにビッグタイトルを目指していく。

 ◆ヤマノファイト 父エスポワールシチー 母ケイアイリード(母の父フォーティナイナー) 牡4歳 船橋・矢野義幸厩舎 馬主・山口明彦氏 生産者・北海道平取町の山口明彦氏 戦績16戦8勝(南関東7戦4勝) 総獲得賞金9830万円。

 ▼2着タービランス(森)悔しい。折り合いも完璧。速い流れだったので前を深追いしないようにしてから仕掛けたが…。

 ▼3着ユーロビート(吉原)展開向いたし、最後もいい脚を使ってくれた。具合も良かったし年齢を感じさせない走りだった。

続きを表示

2019年1月4日のニュース