【シンザン記念】放牧帰りデルタ、坂路キビキビ12秒2

[ 2019年1月4日 05:30 ]

坂路で併せ馬で追い切るドナウデルタ(右)
Photo By 提供写真

 ドナウデルタの最終追いは坂路で単走。キビキビとしたフットワーク、スピード感あふれる動きで4F52秒0〜1F12秒2。久保助手が舌を巻いた。「あれだけ動けば十分。めっちゃ良くなってる。前走後は放牧に出したが、トモに筋肉がついて絶好調!」。デイリー杯2歳S5着の後、翌日11月11日にノーザンファームしがらきへと放牧。12月7日に栗東へと戻った。母は重賞勝ち馬ドナウブルー、おばは泣く子も黙るジェンティルドンナ。短期間でも劇的に成長を見せるのが良血馬たるゆえんだ。

 前出2頭は共に3歳時をシンザン記念から始動した。おばは快勝。母は5着だったが、のちに京都牝馬S(当時は京都マイル)勝ち。京都芝マイルで、はじける牝系だ。「体は小さいがバネがあって追うだけ伸びる。母譲りだね。何とか2着以内で賞金を加算したい」。きっちりと期待に応える。

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2019年1月4日のニュース